昭和62(1987)年9月寄贈の故森山欽司氏の蔵書5,295冊からなる文庫です。
社会労働、郵政関係の資料他、国会関係資料を中心に構成されています。
詳しくは「森山文庫目録」をご覧ください。
■森山欽司氏略歴
大正6年(1917)生まれ。1941年に東京帝国大学法学部卒業後、外務省に入り1946年退官。1949年栃木1区より衆議院初当選以来、当選13回。この間、衆議院社会労働委員長、同建設委員長、自民党政務調査会副会長、第二次田中内閣の科学技術庁長官、第一次大平内閣の運輸大臣などを歴任した。
議員以外では、栃木県たばこ耕作組合連合会長、栃木県サッカー協会長、財団法人日本写真機光学機器検査協会理事長なども務めている。また切手収集家でもあり、その収集は「森山コレクション」として知られている。
昭和62(1987)年、衆議院議員現職中に70歳で急逝した。
参考文献: 『栃木県歴史人物大事典』(下野新聞社 1986)